前回消費税が複数税率になると事務の手間が増えることをお話ししましたが、本日はお勧めしている事務の効率化のための弥生シリーズとの連動ソフトをご紹介します。
目次
スマート取り込み
こちらは連動ソフトではないのですが、弥生会計、弥生会計オンライン、やよいの青色申告オンライン、やよいの白色申告オンラインと連動できるものです。
活用するといままで手入力していたものが、自動処理ができるため作業時間が大幅に短縮されミスも減ります。
銀行データの自動取り込みの使える条件
イ.あんしん保守サポートに加入していること(無料導入サポートも含む)
ロ.弥生IDを取得していること(※未取得の場合は、設定の途中で登録します)
ハ.連携したい口座のインターネットバンキングが利用できる契約になっていること
インターネットバンキングしていない場合は使えません。
使い方は簡単です。銀行口座の設定をすると銀行データが取り込みされ、明細データが自動で勘定科目が入力されます。もちろんすべて合ってはいませんが、一度教えてあげると学習機能がありますので、次回からはその勘定科目で仕訳されます。
現金の領収書はスキャンして自動仕分けができます。
Airレジ
こちらは無料のPOSレジアプリです。注文、会計、売上の管理ができます。タブレットでも使えるのでとても便利ですが、レシートを出力するには専用プリンターやお金をいれるキャッシュドロアは 別途購入します。
入出金管理もでき弥生との連携もできるため売上管理ができます。
全国のビックカメラでサービスカウンターがありますので、相談することができます。
Staple3
経費精算ソフトです。社員がいるところでは、経費の精算に手間がかかります。すこし前までは Staple for 弥生 というサービスが無料で利用できましたが、無料期間が終わり現在は Staple3 という経費精算システムになりました。
ただ楽天銀行を法人契約している会社では5名まで無料で利用できます。
仕組みは領収書を携帯で写真をとりstaple3のなかにいれて管理者に送ります。その後承認をしてもらいます。
承認された立替経費をまとめて精算してもらい、そのデータを弥生会計に送信することができます。
さらに 2019年11月15日からは、経費精算サービス一体型法人プリベイカードのサービスが始まりました。
こちらは法人経費精算のため交通費、会議費、交際費なので支払いにVISA加盟店で使えるカードです。通常はカード会社発行のため審査が必要ですが、与信審査がなくアルバイトなどの全授業員に発行できるものです。これを発行すると従業員の立替がなくなり経費精算がなくなります。
フォーカスUタイムレコーダー
こちらは働き方改革でタイムカード(出勤簿)の作成が見直しされていますが、携帯、タブレットなどで簡単に出勤簿がつくれるシステムです。もちろん弥生の連動が可能なので、弥生給与から登録データをいれることもできとても便利です。
フォーカスU給与明細
フォーカスUタイムレコーダーと同じ会社が提供している電子給与明細のシステムです。以前は大会社でしかこのサービスは料金的に使えないと思っていました。
リーズナブルに簡単に設定できるためとてもお勧めです。給与明細の印刷封入は時期も限られていて間違えも許されないため、とても気を使います。
このシステムですと弥生給与の給与明細と同様のデータを個人ごとに携帯、PCでみることができます。
給与計算終了後、データをアップロードして公開する日を社員に伝えると、公開日から携帯、PCなどで社員自身が確認できるものです。
これで給与明細の印刷、封入もなくなり給与担当もとても楽になります。
これ以外にも連動ソフトで事務の軽減につながるソフト、システムがいろいろあります。
この事務処理に時間がかかって困っているというご相談がありましたら、ご連絡ください。